形骸化したDPD展開作業はやらない方がまし!


@@@作業も一段落致しましたので、9月3日おじゃまさせて頂きましたときに、一作年度より導入をいただきましたDPDの活用状況を確認させて頂きました。
当日は**さんが担当している**について実際に展開した内容を説明頂き、展開のおかしな所、甘いところを時間の許す限り指摘させて頂きました。
説明頂いた展開内容は、残念ながら、ただ言われたから形だけ行ったと言わざるを得ない状態でした。残念ながら一昨年パイロットプロジェクトにおいて、私が参加されている皆さんに口を酸っぱくしてお話をしたDPD活用の狙いや効果を全く考えていない、ただ言われたから、形だけ作ってしのいでいる状態に陥っているといえるでしょう。
**設計の皆さんが、相変わらず慢性的な忙しさにあることは承知しております。しかしだからといってこのまま形だけのDPDを(恐らくいやいや)行っていたのでは、私が診断をさせて頂いたときの状態に戻ってしまいます。仕組み作りはとても難しい物ですが、元に戻るのは、“あっという間”です。
本来の目的・狙いと異なる形骸化した義務的なDPDを行うのなら、行わない方がましです。DPDで本来ならつぶせる“漏れ”“認識違い”“配慮不足”“経験不足”等に起因して起こる問題が、つぶせないばかりか、余計な手間がかかるだけの状態です。
折角取り組みを始め、それなりの成果を出せた取り組みを、いつの間にかうやむやにしてゆくことはとても勿体ない話だと考えます。
出来ましたら、ちょうど最初のパイロットプロジェクトからほぼ2年目でもありますので、このあたりで$$さんの口からまき直しの号令を出していただけると幸いです。
根本的には、鶏が先か卵が先かの議論になってしまいますが、**設計の皆さんにもう少し余裕を持った仕事が出来る環境を作ってあげる必要があると思います。部門長が変わってから**設計の皆さんの仕事の進め方を見ておりませんが、以前に比べ少しは改善されましたか?また元の木阿弥になっているのでしたら大事です。

DPDの目的

1.設計者自身に取って
設計者自身が自分の行った思考内容を振り返り確認することにより、漏れ・考え違いを検出・修正を行う事が出来る。

2.チーム設計のメンバーに取って
チーム設計のメンバーは、設計者の意図・目的を的確に理解すると共に、漏れ・考え違い・誤りを検出し、訂正を要求できる。

3.検図者に取って
検図者は、設計者の意図・目的を的確に理解すると共に、漏れ・考え違い・誤りを検出し、訂正を指示できる。

4.設計審査(DR・ミニDR)のメンバー(開発設計関係者)に取って
設計審査(DR・ミニDR)のメンバー(開発設計関係者)は、設計者の意図・目的を的確に理解すると共に、漏れ・考え違い・誤りを検出し、訂正を指示できる。

5.設計審査(DR・ミニDR)のメンバー(開発設計関係者以外)に取って
設計審査(DR・ミニDR)のメンバー(開発設計関係者以外)は、設計者の意図・目的を的確に理解すると共に、それぞれの自工程から見た設計の問題点を検出し、訂正を指示できる。

6.設計より後工程のスタッフに取って
設計より後工程のスタッフは、計者の意図・目的を的確に理解し、自工程では設計の意図・目的を十分理解した作業(例えば、寸法公差の意図・狙い)を行う事が出来る。